倉庫探しのコツ!トラックバースは高床式と低床式どちらで探すべきか

2022年4月21日

トラックバースとは、倉庫や物流拠点などで荷物の搬入や搬出をするスペースのことです

トラックバースにはトラックの荷台に高さを合わせた高床式のものと、地面と同レベルの高さの低床式のものがあります。

それぞれのメリット・デメリットを把握し、倉庫探しの際に参考にしてください。

1.高床式倉庫(高床バース)のメリット・デメリット

高床式倉庫のメリットと言えば2点です。

まずは「商品等の搬入出がしやすい」という点です。

搬入出の際に使用するトラックの荷台部分と高さを合わせているので、荷下ろしがスムーズに行うことが可能です。

勿論、トラックによって荷台の高さも異なりますので、倉庫によっては異なる高さのトラックパースがあり、トラックごとに搬入などを行う場合もあります。

次に「商品管理のしやすさ」という点があります。

低床式の倉庫と違い、地面から高い部分に倉庫の床面がある為、構造的に埃が入りにくくなります。

また、湿気も避けやすい為、商品が傷みにくく衛生的にも優れていると言えます。

こういった点から、業種としては食品関係や家具や家電の配送センターなどの使用方法が多くなっています。

デメリットとしては、倉庫内にトラックやフォークリフトをそのまま入れたい場合、床面が上がっている為、入れることが出来ないという点です。

これは余談ですが、高床式の倉庫を建築する場合、低床式倉庫と比べて建築費用が高くなるということがあります。

床面を上げる為、建築面積が増えてしまうのと耐荷重を地面と同レベルにするために費用が高くなる、ということです。

2.低床式倉庫(低床バース)のメリット・デメリット

低床式倉庫のメリットとしては、地面と同じレベルに床面がある為、車両やフォークリフトの出入りが効率的という点です。

運送業や配送業の用途で、車両の出入りがかなり頻繁にある用途の場合、低床式倉庫であればスムーズに出入りが行えるためおすすめです

また、天候不良の際でも倉庫内にトラックなどをそのまま入れることが出来る為、商品が濡れないというメリットもあります。

建築するという点からみると、床を底上げする必要が無いため、建築費を安く抑えることが可能です。

デメリットとしては、大雨などの際の浸水被害のリスクという部分です。

地面と同じレベルに床面がある為、そこからの浸水の可能性があります。

そのため、敷地内に傾斜をつけて浸水を抑えたり、防水の為に段差を設けたり、対策が必要になることもあります。

近年、以前に増して大雨による被害が増加しているのは事実ですので、扱う商品によっては防水対策という部分も検討が必要になるかもしれません。

3.高床式倉庫・低床式倉庫のお問い合わせはさがそーこまで

ここまで説明をさせて頂いたように、お客様の業種や用途によって、それに合致する物件というのは変わってくるのが通常です。

また、業種としては同じでも扱う商品が違えば、それに合う物件は異なってきます。

「さがそーこ」では、お客様の用途や必要な設備等に合わせて検索できる機能もございます。

お客様それぞれのご要望に合わせて、ご条件に合う物件をお探しいただけます。<物件検索へ進む

また、事業用物件専門の営業スタッフが常駐しておりますので、さらに細かいご条件でのお探しも、丁寧にヒアリングさせて頂き、物件情報の提供から内見、お申込み・ご契約まですべて対応させて頂きます。

現在物件をお探し中のお客様には是非一度、「さがそーこ」までお問い合わせを頂ければ幸いです。


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