倉庫レンタルに必要な費用とは?貸倉庫の相場について解説

2022年3月26日

貸倉庫を探そうと思ったに確認しておきたいポイントとして、貸倉庫の相場がどの程度なのかという点があります。

賃料の相場を知っておくことで、倉庫探しの判断材料になります。

今回のコラムでは、貸倉庫の賃料相場と、相場より賃料の安い物件探しのコツ・注意点を解説していきます。

1.相場チェックの前に確認!貸倉庫を借りる際にかかる費用とは

賃料相場の説明の前に、貸倉庫を借りる際の契約費用について説明致します。

下記、各項目になります。

〇敷金または保証金

契約時に貸主側に預ける金員です。

通常、賃貸中に破損や汚損等が無ければ退去時に返金されるものです。

ただ、敷引きや償却といって、退去時に決まった金額が戻ってこないこともありますので、その点は注意が必要です。

事業用物件の相場としては2~6カ月程度が一般的です。

〇礼金

契約時に貸主側に領収される金員です。

敷金や保証金と異なり、退去時に戻ってくることはありません。

事業用物件の相場としては1~2カ月程度が一般的です。

〇仲介手数料

契約時に仲介の不動産業者に支払う手数料です。

こちらはあくまで成功報酬になるので、物件探しを依頼して成約になった際に支払うものになります。

こちらは賃料の1カ月分が一般的になります。

〇初回保証委託料

保証会社を利用する際の初回に支払う手数料の事です。

こちらも敷金や保証金と異なり、退去時に戻ってくるものではありません。

どこの保証会社を利用するかによって費用も変わってきますが、相場としては0.8~1.5カ月程度が一般的です。

〇前家賃

契約時に、入居日を含むその月の家賃を支払うのが賃貸では一般的です。

通常、賃貸物件にお住まいになられたことがある方であれば実感できるかと思いますが、翌月分の家賃を前月に支払われると思います。

考え方はそれと同じです。

また、入居日によっては半月分になったり、翌月の分の家賃も支払わなければならない場合もあります。

これについては、あくまでもその物件の貸主側の判断によるところが多いので、ケースバイケースとなります。

〇火災保険料

これは、事業用でも居住用でも同じですが、賃貸物件を借りる際には火災保険への加入が必要とされています。

勿論、貸主は自分の所有物件に対して火災保険に入っているのが一般的です。

それとは別に、借家人賠償保険といって要は「借りている間は借りている人の保険で賄ってください」という意味合いで火災保険の加入を求められます。

また、お客様ごとに中に入れる商品や機械などが異なりますので、そこに対しての保障等も必要になります。

〇鍵交換費用

これについては任意となるケースが多いです。

居住用と違い鍵交換が必須というわけではありません。

 

2.貸倉庫の賃料相場

こちらでは貸倉庫などの賃料相場について解説をします。

まず初めに、「坪単価」について説明をします。

事業用賃貸の中で使用する「坪単価」とは、賃料を坪数あたりの金額で示したものとなります。

例えば、100坪で30万円の倉庫があったとすれば、坪単価は3,000円になります。

また、物件の募集図面によっては記載の仕方が「〇〇坪」ではなく「〇〇㎡」という記載方式になっている場合もあります。

その際には、「1坪=3.3㎡」という計算方法で計算をして頂ければ、坪での方式に変換することが出来ます。

その上で、ご自身が検討している物件の賃料は相場より高いのか、もしくは安いのかを判断することが出来れば、貸倉庫を探す際に非常に有効な手段となります。

さて、関東近郊の家賃相場はどのような状況になっているのか、下記にて解説していきます。

まず、賃料相場を決める要因として何があるかというと、①エリア、②物件の構造、③付帯設備、④敷地の有無や広さ、⑤築年数、⑥その他の特殊要因、などがあげられます。

上記を考慮した上で、貸主側は賃料設定をして募集に出すことになります。

関東近郊では、4000円~7000円程度が一番多い相場になりますが、それぞれのエリアごとの相場に関しては、さがそーこの「家賃相場一覧」をご確認頂ければと思います。

上記に加えて、それぞれの物件によって賃料の上下の要因があり、それに合わせて物件の賃料が決まってきます。

お探しになられる際には、お自身が探されているエリアの賃料相場をあらかじめ確認し、その上で物件をピックアップしていくのが良いかと思います。

3.格安物件の注意ポイント!貸倉庫を相場より安く借りられるケースとは?

倉庫をお探しになる際にはもちろん、少しでも安い物件を希望するのは当たり前です。

毎月かかる賃料(ランニングコスト)が安ければそれだけ、事業としての利益が出しやすくなるからです。

そこで、どうしたら相場より安い物件を確保することが出来るのか、今回はその部分のポイントをお伝えします。

当たり前ですが、安い物件というのは他の物件より安い理由があるということです。

間違いのないようにお伝えしますが、他の物件より広くて使い勝手がよく、場所も一等地で尚且つ賃料が安い、そんな物件はありません。

あくまでも、ご自身のお探しに合わせていらない部分は省きながら、相場より安い物件を見つける、という考え方になります。

上記、「貸倉庫の賃料相場」でも解説しましたが、賃料にはそれを決める要因が存在します、

その中で、どの部分がご自身にとって必要か、その部分が必要ではないかを見極めて物件探しをすれば、必要な分だけのコストで相場より安い物件を見つけることも可能です。

例えば、「品川が良いと思っていたが、従業員のアクセスを考えれば川崎や横浜市の北部でも問題ない」となれば、品川よりも相場の安い賃料で借りることが出来る可能性があります。

また、「ある程度綺麗目な物件を探していたが、お客様も来ない在庫保管のみの倉庫だから、見た目は気にしなくてもいいんじゃないか」となれば、築年数は関係なく探すことが可能になり、相場より安い賃料で借りることが出来るかもしれません。

このように、物件に目線をやるよりも、ご自身にとって何が必要かをしっかり見極めてお探しになられることが、相場よりも安い物件を見つけるポイントということが出来ると思います。

 

4.まとめ

ここまで、賃料相場について解説をさせて頂きました。

貸倉庫を探すうえで、賃料相場というものが非常に大事なポイントということはご理解いただけたかと思います。

また、他にも物件探しをされるうえでお役に立つコラムを掲載しておりますので、下記のコラムも参考にして頂ければと思います。

お客様には、少しでも安く希望に合った物件を見つけて頂きたい、と思っております。

貸倉庫のお探しの際には是非、「さがそーこ」までご連絡頂ければ幸いです。

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