業種別の違いが分かる!貸倉庫の種類をして上手に活用しよう!

2022年3月10日

一口に倉庫といっても様々な種類があります。
今回は倉庫ごとの特徴や使用に適した業種、使用用途などをご紹介していきます。

倉庫の種類と特徴について

大まかな倉庫の種類と、それぞれの倉庫タイプの特徴と適した用途を説明致します。

1.倉庫(平屋)


一般的にイメージできる平屋建ての倉庫になります。
メリットとしては、ワンフロアの為、商品や資機材等の搬入出がしやすく、デッドスペースを減らすことが出来るという特徴があります。
また、天井高が高い物件が多いため、大量の商品や資機材等を保管するお客様の場合、3段積みや4段積みにできるなど、面積以上に費用対効果が高いということも特徴です。
デメリットとしては、平屋の倉庫は敷地に対してワンフロアのみの使用部分になる為、多層階建ての倉庫に比べて坪単価は高くなります。
また、事務所機能が付いていない物件や、空調機能が付いていない物件も多いです。
数量としては、倉庫の種類の中で最も物件数が少ないのは倉庫(平屋)なので、競合する可能性が非常に高いと言えます。

2.倉庫(多層階)

賃貸部分が複数階にわたる倉庫になります。
2階建ての物件の場合、1階部分を倉庫、2階部分を事務所というように営業所として使用するケースが多いです。
倉庫(平屋)のタイプは倉庫分部が大部分を占めるのに対して、事務所部分もあるので倉庫以外の用途も求めているお客様にとっては最適です。

3.倉庫(テナントビル等の1F部分)

賃貸部分がテナントビルや共同住宅の1Fにある倉庫になります。
都心部や駅から近いエリアに多いタイプで、利便性の高さを求められているお客様が選ばれることが多いです。
倉庫(平屋)や倉庫(多層階)のタイプは物件数がかなり少なく、倉庫(テナントビル等の1F部分)は物件数が多いのが特徴です。
そのため、ある程度の物件数の中から選ぶことができるという利点があります。
また、他のタイプと比べて坪数が小さい物件も多数あるのでそういったニーズにも対応は可能です。
ただ、上階がテナントであったり住宅になっておりますので、早朝深夜の出入りがあるお客様や、音や臭いが出るようなお客様にとっては合わない可能性があります。

4.物流倉庫の一画


賃貸部分が物流倉庫の一画となり、他社様も共用で使用しているタイプの倉庫となります。
大手企業が運営する大規模なロジスティクスセンターや、中規模の倉庫を坪貸しするタイプ、荷役作業(搬入搬出作業)を先方の担当にお願いできる(利用必須の場合もあり)タイプなど、様々にございます。
お客様の要望によって多種多様なタイプをご紹介可能です。

業種ごとにおすすめ!貸倉庫の種類と活用について

お客様の業種や用途によって、それに対して適した倉庫のタイプは変わってきます。
今回は、それぞれに合う倉庫のタイプをご紹介します。

1.運送業

運送業のお客様の場合、圧倒的に望まれる倉庫のタイプは倉庫(平屋)になります。
理由としては
〇大量の商品等を保管する事が出来る
〇搬入出の作業がしやすい
という利点があるためです。
例えば、2階建ての倉庫だと、2階部分に商品等を保管するには時間や人員が平屋タイプよりかかりますし、それをまた発送する際にも同じだけの時間と労力がかかります。
搬入した商品等を長期間保管する計画であれば、多層階のタイプでも可能ですし、坪単価も平屋タイプより安いのでメリットはありますが、搬入から搬出までの期間が短い場合には平屋タイプが適しています。
また、物流倉庫の一画を希望されるケースもございます。
利点として、坪貸しのタイプの場合、必要な坪数のみ借りる事が出来るので余計な費用が掛からないという点があります。

2.建設業

建設業のお客様に人気のタイプは、平屋もしくは多層階のタイプになります。
資器材の保管をメインで使われる場合には、搬入出のしやすい平屋タイプ、営業所のように事務所機能も欲しい場合には、2階建てや3階建ての倉庫タイプがおすすめです。
勿論、営業所として使用する場合でも、事務所部分はほんの一部でいいというお客様もいらっしゃるので、その場合には平屋タイプをお勧めいたします。

3.自動車販売(整備)業

こちらの業種の場合、望まれるタイプは様々です。
自動車販売(整備)業の中でもいろいろな種類がございますので、それに合わせて物件選びをする必要性がございます。
例えば、自動車の販売のみの場合、ロードサイドの店舗も兼用できるような平屋の物件が好まれます。
また、板金塗装など、音や臭いなどが出るような場合、住宅が周りにあまりない平屋もしくは2階建ての物件のリクエストが多くなります。
あるいは、小規模な整備を伴わない(もしくは軽整備)販売店の場合、ビルテナント等の1F部分の物件でエリアを重視される場合もございます。

4.製造業

製造業など、モノづくりの業態の場合、そこで製造をする工場なのかもしくは製造したものを保管する倉庫なのかで求められる物件は変わってくる場合がございます。
どちらも倉庫(平屋)を求められるケースが多いですが、用途によって用途地域が指定される場合もございます。
行政の許可が必要な場合、準工業地域以上の用途地域でないと難しいなど、規制がかかるケースもありますので用途次第で物件探しの方法も変わってきます。
倉庫で使用する場合にはそういった指定がない場合が多いので、場所や条件等で選ばれることが多いです。

まとめ

上記、業種にかかわらず、物件選びにはそれぞれの業種や使用用途に合わせた探し
方が大事になってきます。
物件のタイプ以外にも、近隣の環境や用途地域、賃料等の諸条件やエリア等、業務
を円滑に回すためには様々な要件が変わってきます。
その為、物件の条件のみで最適な物件探しが出来るものではなく、お客様がどういった理由でお探しになられているのか、どの条件を重要視しているのか、いろいろな角度から物件を選定しなければなりません。
そういった包括的な物件探しを「さがそーこ」では心掛けておりますので、ぜひ一度、弊社までお問い合わせを頂ければ幸いです。
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