愛甲郡愛川町は、神奈川県中央部に位置する町です。都心から約50km、横浜から約30km圏内にあります。町の西側には、仏果山を中心とした山並みが広がり、東南部には標高100m前後の台地が広がっているのが特徴です。町内に鉄道路線はありませんが、町のすぐ東側にJR東日本相模線が走っています。西部は、養蚕、軽工業、宮大工などが栄えました。現在では内陸工業団地が完成し、機械工業、流通拠点として栄えています。自動車部品、金属製品、化粧品などの企業が約150社操業しており、無公害型の工業団地として注目されています。半原地帯は繊維産業が盛んで、江戸時代からの歴史を持つ地場産業となっています。ミシン糸、ネクタイ、スカーフなどさまざまな製品があります。