狭山市は、北西側は入間台地、南東側は武蔵野台地に接した市です。武蔵野台地北西端には国道16号が通っています。また、西武新宿線が並行しており、中心市街地には狭山市駅があります。都心からも近く、利便性に優れていることから昭和50年代に2つ住宅団地が完成し、人口も急増しました。さらに都市公園整備にも力を入れており、市内には菖蒲園、智光山公園、県営狭山稲荷山公園など、自然豊かな公園が多くあります。産業・工業面では、狭山茶の主産地として知られています。また、1876年には県内初の機械製糸工場が創設され、国内屈指の優等品を生産する製紙工場に成長しました。1960年代には川越・狭山工業団地、狭山工業団地が造成され、自動車製造業に関わる企業が多く集まりました。